糖鎖と一言で言っても様々な効果がある
糖鎖はその名の通り、糖が鎖のように組み合わさってできる化合物で生物が生きていくうえで様々な働きをします。
例えば、グルコースはブドウ糖とも呼ばれ単糖の一種です。
グルコースが組み合わさると、フルクトースという物質になります。
グルコース分子が2つつながったもので、水あめの成分である麦芽糖といえばなじみがあるかもしれません。
このような生物が生きる上でエネルギーになるものもあれば、代謝の過程で役に立ったり体内で存在していることで効果を発揮するものもあります。
ほかの例だと膝の曲げ伸ばしなどでクッションの役割を果たす、グルコサミンも糖鎖によって作られた分子です。
そして腸内環境の働きを整えるオリゴ糖も同様に、直接体内への効果よりも腸内フローラの善玉菌(ビフィズス菌や乳酸菌)を増やすことで腸内環境を整え免疫力を高めたり、体内の代謝を助かるなどの間接的な効果も担うことがあるのです。
このため糖鎖と一言に行っても、複数の種類をとることで様々な効果を発揮することが分かると思います。
一方でビタミンやたんぱく質、脂質・ミネラルといいたほかにも摂る必要のある栄養素は多数存在しています。
効果的に摂取するためには普段の食生活を振り返って、自分に足りないものをサプリメントで補うことでより手軽にバランス良く摂取できることは間違いないでしょう。
まずは自分の食生活が欧米型で食物繊維やビタミンが足りていないのかや、日本食中心だけど塩分が気になっているのかなど確認してみることをおすすめします。